子供の頃から家でも学校でも歯医者さんでも「きちんと歯磨きをしてください」と言われてきて、それなりにやっているつもりでしたが、なぜか虫歯になって歯医者さんのお世話になることが多々ありました。

自分でも「隅々まできちんと磨けていないからだ」と思っていたのですが、最近になってそれってどうも違うような気がしてきて、ある実験をしています。

実験というのは歯磨きを1日1回朝だけにするというものです。

かれこれもう2年くらいそうしているでしょうか。ある程度の年齢になって誰からも歯を磨きなさいとは言われなくなったので、いわば自分の歯を使って実験をしてみようと思ったわけです。
結果的にみるとこの間に歯医者さんのお世話になったのは以前に詰めた部分が取れたために1度行ったきりで、実験を始めてから虫歯にはかかっていないという事になります。厳密に見れば歯の状態が悪くなっているのかもしれませんが、今のところ痛みもありません。

という事は歯磨きをそんなに多くしなくてもいいのではないかというのが今のところの結論です。

しかしながら、この実験をするにあたって、歯の磨き方を変えてみました。まず、歯磨き粉を使わない事です。

もちろん歯磨き粉を使えば香りすっきりで口の中もさわやかになる感じがしますが、どうもこの歯磨き粉を使うと口の中に歯ブラシが入っただけで、磨いた気分になって、きちんと磨けていないのではないかと思ったのです。

そこで、歯磨き粉を使わない状態で、口の中がスッキリするまできっちり磨くことを心掛けていると案外これがいい感じなのかもしれません。

歯磨き粉を使わないで口の中をすっきりさせるためには、これまでの歯磨きの時間よりもかなり長い時間歯を磨いていることになり、それがかえって隅々まで磨くことにつながっているのかもしれません。

磨いた後に舌で磨いた部分を確かめるのですが、歯磨き粉を使った状態だと基本的にどこを触っても歯磨き粉の味なので、実際に磨かれているのかどうか判別しにくいとも思うのです。

もちろん子供の頃の成長期の歯の状態と、大人になって成長が終わった段階での歯の状態では、強さというものは違ってくるとは思うので、子供の頃からこの方法だとたちまち虫歯になってしまうことも考えられますが、大人になった状態では今のところ実験は成功しています。

この実験はあくまで個人的なものなので、歯磨きの回数や歯磨き粉の使用の有無は実際には問題があるかもしれませんが、一番大切なのは、歯を磨いた気になるのではなく、本当にきちんと磨くことなのではないかと思います。